本末転倒になっている

謝礼合戦で特典があちこちで飛び交う

こうしたふるさと納税による特典商法に関しては、最早世間一般的なメディアでは『謝礼合戦』とまで揶揄されているほどだ。こうした動きには正直辟易してしまうという人もいるだろう、ふるさと納税という性質と寄附金をして地方財政を助けるという意図からドンドン外れた張り合いが全国各地の自治体で行われている感が出てしまって、目の当てられない状況になりつつある。この状況、当然一般の人は勿論、それ以外の専門家からしても苦言を呈されるようになってきてしまっているため、ふるさと納税というものの本質は何を意味しているのか、それが段々と分からなくなっているという。

ただこうした側面でもっと危惧しておきたい点はあたかもいいことばかりだから是非、と称している宣伝の仕方にも問題がある。デメリットが少なく、メリットが多いから是非ともふるさと納税はやるべきだと言われてやっている人もいるはず。確かに寄付した分の負担金2,000円で済む上に、さらに寄付した金額の控除額が戻って来るというのは喜ぶべき点だろう。しかしそうしたメリットはあくまで個人としての視点から見えてくるものであり、それ以外の視点でほんとうに正しいといえるのか。

実際、寄付した分だけ謝礼が豪華になっているのは、それだけ特典が魅力あふれるものを用意すれば、多くの人が寄附してくれるという可能性が高くなる。だからこそあちこちの自治体で限界ギリギリまで寄附金の額に応じた豪華な特典を用意することを頑として行っている。露骨というより、最早生き残るためには手段を選んでいる場合ではないという図式にもなっている。

なんというか、人間の浅ましさがこれでもかと全面に押し出されているため見るに耐えない部分がくっきりと浮き出ているようだ。

ふるさと納税はどこにするか

謝礼の金額も凄い

さて、ここで少し気になるのが自治体があれやこれやと試行錯誤を繰り返しながら出している特典についてだが、これらは一体どのくらいを基準として出しているのか、なんて凄く下世話な話題も気になる。実は特典となる謝礼品についてはある一定額で上限というものが線引されている。それは寄付した金額に対しておよそ『3~5割』程度のものを用意するのがルールとなっているという。中には明らかにそうではないものも見られるような品があるため値段については信ぴょう性を疑ったほうがいいかもしれない、というのもこのルール以上の謝礼を用意しているケースが実際にあるからだ。それも特典として謝礼の8割近い値段のものを用意しているというのだから、よくもまぁそんなものを用意するなとここでも色々と賞賛を送りたくなる。

それだけふるさと納税が一般的にも地位を得ている事を意味している、何せ地方があくせく財政に関する事案を話し合いで用意するといった過程を要すること無く、無条件で全国から大規模な金額が集まってくると考えれば、熱心になってもそれはおかしくないだろう。中にはふるさと納税のお金を多額で集めようと必死になって特典をとにかく豪華にしたことによって、何と億単位の寄附金を集めることに成功したという。

特典の力とは凄いものだが、その分だけ露骨過ぎるやり方には嫌悪感を持たなくもない。

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やり過ぎると、寄附ではなく『譲渡』となることも

こうした動きは地方が活性化して、都会近辺に住んでいる人たちの中でも経済力に優れている人から送られてくる寄附金で財政再建の鍵を手に入れ、そして寄付した人も金額に応じた豪華な特典を貰えれば互いに納得した上で異論もなく、それぞれに得が出来たと感じられるかもしれないが、これは一歩間違えば税制としては不的確なものだと判断する取引が行われていると判断されかねない。あくまで良識の範囲で行われなければならない寄附も、度を越すと譲渡といった本来の性質から逸脱してしまっているとして、税制の整合性が問われる問題へと発展するだろうと言われている。

ふるさと納税で特例として認めれているこうした税制としての恩恵を無駄にしかねない特典祭りには脱帽させられる部分もある。そこまでするかと思うが、それだけ地方としてはこれから立て直していくためにも資金は必要といっても、肝心の調達出来るところがなければ回復させることも出来ない。だが手段を選んでいられるほど余裕が無いとも言われている、それこそ今の地方がどんな現実にさらされているかが鍵となる。